定期演奏会は盛況の中無事に終了いたしました。
今回は20周年ということで多くの方に協力いただきました。
ゲストの「ママサンブル」の皆さん、忙しい中駆けつけてくれた旧団員の皆さん。
他、家族総出でお手伝い頂いた皆様、本当に有り難うございました。
それでは恒例の終わってから始める曲紹介です。
今回は曲数が多いため2回に分けます。
1.マーキュリー(ヤン・ヴァンデルロースト)
当団では10年目まではヤン・ヴァンデルロースト氏のアルセナールが定番でした。
その意味では新たな10年にふさわしい曲だと思い選びましたが、マーチにしては
難易度はすごく高めでした。とても定番に出来そうもありません。
2.ボレロ(ラベル)
クラシック曲は皆が知っている曲に限るということを再確認させてくれた曲。
非常に好評でした。
アレンジはお馴染みJ.ブーコック氏の物を使用しました。
ボレロの吹奏楽アレンジは新作のP.スパーク版や国立ブラスオルケスター版などの
超巨大編成が有名ですがとても手が出ません。
今回のアレンジはギュギュっと縮めたものですが、原曲の雰囲気を持っている良アレンジ
でした。
その代わりラベルの難しさはガッツリ生きていました。
3.天国の島(佐藤博昭)
「私の目の黒いうちはコンサートで課題曲はやらない」をモットーにしてきましたが
ライブラリアン愛さんが「この曲がやりたい。これをやります!」とモットーなどお構いなしで
プログラムに差し込んできました。
課題曲というより鉄腕ダッシュ的な曲。課題曲も毎年こんな面白い曲なら良いのに。
4.カルメン(ビゼー)
トロンボーンM君の持ち込み企画シリーズ。(毎年必ずある)
今回のアレンジは錦織雄司先生が大田1中の3出記念演奏用にアレンジされたものを
特別に演奏させて頂きました。
つまり一般バンド世界初演ということです。(そんな言葉があるかどうかは分かりませんが?)
ちなみに曲紹介を書いている段階でフランス人であるビゼーはスペインには行ったことが無い
という衝撃的事実を知りました。
5.組曲「宇宙戦艦ヤマト」
「題名のない音楽会」後追い企画。(最近良くやります。)
4楽章からなる壮大な曲。難易度も程よい感じでヤマトの世界に没頭出来ます。
しかし我々からすると知っていて当然のこの曲も中学生位だと全く知らなかったりするという
衝撃的事実を知ることになり、ジェネレーションギャップを感じる今日このごろ。
以上が第1部でした。